7月9日(水) Singapore2日目
晴天。暑くなりそう。朝食はハイ・ティーで有名なティフン・ルームで。やはりゲストはとても少なく、広いダイニングはぽつぽつとテーブルが埋まって居る程度。その分のんびりと朝ご飯を楽しむ。
内容は一見ごくごく普通のバッフェ。卵料理のワゴンはなかったものの、サラダもフルーツも種類が豊富でフレッシュ。デニッシュ類が充実。中華粥もあり。私がとったミニステーキとサーモンソテーも誠実で丁寧な味。席を立つ度に代えられるシルバーと、整えられるクロス。さりげなく気が利くサービスが心地よい。ゆったりとした贅沢な時間を堪能すること一時間。朝から屋台で粥や蝦麺をすするシンガポールも大好きだけど、たまにはこういうのもいいかも。
朝食後、改めてホテル内を散策。部屋の鍵があればリフトは勿論、あちこちにあるゲスト専用の扉からどこでも出入りできる。近道も自由自在。「魔法の鍵」と言われるのも納得。
パームコート・スイートが並ぶ廊下には、部屋専用のガーデンチェアとテーブルが。セレブの名前が付いた部屋も沢山。外からは様子がうかがえないけど、広さもインテリアも全然格が違うオーラが漂う。
格調高いロビー お部屋はコートヤードに面しています あちらこちらに調度品が 朝食をとったティフンルーム さて、ひととおり散策したら街にでます。なには無くともマーライオン。「世界三大がっかり」といわれようと、訪星すると必ず訪れる場所。がっかりしないけどなあ。マリーナエリアにはドリアンそっくりのエクスプラネードシアターも出来て、来るたびに何かが新しくなってる。
シティホールで一月に購入したEZ-Linkカードにチャージ。MRTでラッフルズプレイスまで一駅、マーライオンパークまでは徒歩10分ほど。今日も元気よく水を吐いてます。よしよし。
グレートシンガポールセールも終盤のオーチャードに行ってみる。義安城(ニーアンシティ)の高島屋は赤札で一杯。ブランドショップをあちこちひやかすも、これといったものは無く、本当にウィンドウショッピングに徹することに。紀伊国屋書店で最新版のシンガポールの地図を2冊購入。
そろそろおなかもすいたのでランチ。シンガポール初心者のMの希望で、マンダリンホテルの「Chatterbox」でチキンライスを食べる。ここのチキンライスは確かに美味しくて大好きだけど、なんと17ドル!!屋台で食べるとだいたい3〜5ドルだから・・・うーん高い。でも、屋台のチキンライスの1.5倍はボリュームあるし、エアコンきいてるし、オーチャードのどまんなかだし、仕方ないかな。日本のホテルでビーフカレーを頼むようなもんだもんね。
私はここの3種類のたれ(ジンジャー・チリ・醤)を適当にまぜまぜしながらチキンにつけて食べるのが好き。多分邪道なんだろうけど。いやあ、やっぱりウマイです。チキンライス。
がっかりしないよ チキンライス 鶏もご飯もうまい!!
食後に再びオーチャード界隈をふらふら。高島屋地下のコールドストレージでスパイス類や中国茶、お菓子などなどを購入。とにかく天気がよく、暑い。みんな慣れているのか、汗をふきふき歩くのは私くらい。
因みにマスクをしている人は皆無。ただ、公共の建物については、入り口で検温することになっているみたい。スーパーのレジ担当は皆手袋に、SARS検査済みのワッペン。
シティホールで大好きなBritishIndiaのショップをのぞいたりしてから一旦ホテルに戻る。
シャワーを浴びて、さっぱりしたらしばし休憩。テーブルにはコートヤードのバーへのご招待カードと、明日の午前中は中庭の除虫噴霧をするからごめんなさいのお手紙。
マリーナエリアへ向かう。シティホールからサンテックシティまでは地下街「シティリンク」を歩く。相変わらず、パン屋の「BreadTalk」には長蛇の列。気になる〜。
この地下街はちょっと迂回するので地上を歩くよりも時間はかかるけど涼しくて快適快適。サンテックシティへの出口が工事中で、かなり遠回りしないといけなくなっていた。
晩ご飯はファウンテン・テラスのフードコートで「板麺」。ここの板麺はなかなかいけます。あっさりめのスープに、フライドオニオンとイカンビリスの香ばしさがたまりません。半熟たまごに豚肉・豚ミンチに青菜と具だくさん。そして平べったい、中太のしこしこ麺。これをぐちゃぐちゃにまぜて渾然一体となったところがうまいのです。
ラッフルズのレジデンスだろーが、なんだろーが、うまいのです。
ほんとに美味しい「板麺」 財富之泉とCONRAD
大好きな巨大スーパー「カルフール」をくまなくチェック。食品フロアでタイ香米を1キロ購入。帰りはブラス・バサ・ロードをてくてく歩いてホテルに戻る。部屋に戻った途端(まるで見ていたかのようなタイミングで)電話が。フロントからで、明日ご迷惑をかけるので、今から5分後にご挨拶にうかがいたいが如何?とのこと。
きっかり5分後にやってきたのは、フロントのサブマネージャー氏。ツーポイントの眼鏡をかけた、中国系の、シャープで小柄な好青年。明日の10時からの除虫剤散布のお詫びにとラッフルズオリジナルのチョコレートの詰め合わせと、手書きのメッセージカードを頂く。すっかり自分の家のようなくつろいだ気持ちでぐっすり眠る。
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7月10日(木)〜帰国
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