ベルギーでビールを飲もう、と思ったのだ。
   17/May/2004〜23/May/2004

ベルギーひとり旅はフライトキャンセルから始まった。

ベルギー、という国についての詳細はガイドブックをご覧あれ。
大国にはさまれたこのちいさな国を南北に分ける言語境界線。
国民一人あたりのレストランの数は欧州一を誇り、
ミシュランの星を持つレストランの数はフランスをの次に多いという美食の国。
そして製法は400、商品数は1500を超えるというビールの国。
ロマンティックな中世の街並み・・・は結構どうでもよく、私はただビールが飲みたかったのだ。

旅支度

3月上旬  エアの手配。
エールフランスPEXをネット購入。
NRT-CDG-BRUSSELS MIDI STN  往復\125,640也

 サベナ・ベルギー航空破綻以来、成田からベルギーへの直行便はない。どうせヨーロッパ内で経由するならユーロスターかTGVに乗ってみたいと思っていたので、TGVタリス号がフライト扱いで手配できるエールフランスにすんなり決定。エコノミーでもシャンパンサービスがあるそうな。機内食にはチーズも出るらしい。さすがおフランス。これは楽しみ。
 成田21時55分発のナイトフライトだと、パリCDG空港には早朝4時30分着。タリスに乗り換えてブリュッセル南駅には午前9時過ぎには到着する。時間が有効に使えるという最良の選択・・・のはずだった。(過去形)
  

4月上旬  スケジュール決定・ホテル手配

 私がひとり旅をする時の鉄則は,少なくとも一泊目のホテルは必ず手配してから出発すること。なにしろ到着後ホテルを決めるのに時間をとられたくない。
 さらに、安全と快適さはお金で買う位の気持ちでホテルを選ぶこと。休みの限られた悲しい会社人、ショートトリップを充実させるためには情報収集も大事。

    今回これに助けられたような、そうでなかったような結果に・・・。


 今回も4泊6日のちいさな旅。でもどうしてもブルージュには滞在したかったのでここで2泊。平日に泊まるほうが安く、観光客も少なかろうと旅程の前半に。
 ホテルが週末料金でお得になるブリュッセルは、後半2泊と決めて手配する。

ブルージュ
a
ppleworldから予約したPORTINARI 2泊計 \23,800
PORTINARIはブルージュらしいこじんまりしたホテル。
立地のよさ、宿泊者の評価の高さが決めて。


ブリュッセル
ホテルに直接予約を入れて
Marriott  2泊計 EUR 258
Marriottoは世界的チェーンという安心感、グランプラスから歩いてすぐという立地の良さと、新しさ、そしてグレードに対して意外にお得な価格が魅力。
しかし取り扱いのあるホテルレップではどこも満室の回答。
直接ホテルのサイトから予約をいれると、あっさり取れました。
当然おもいっきりラックレートだけど。


スケジュール
5/17(月) 仕事帰りに成田に直行
AF277  NRT-CDG 
21:55  NRT発
機内泊
5/18(火) 早朝4:00 CDG着
タリスにてブリュッセル南駅へ。
ICで10時過ぎにアントワープ着。
夕刻ブルージュ着
アントワープ観光
ブルージュ泊
5/19(水) ブルージュ散策 ブルージュ泊
5/20(木) ブルージュ 聖血の行列
夕刻ブリュッセル着
ブリュッセル泊
5/21(金) ブリュッセル ブリュッセル泊
5/22(土) ブリュッセル 
夕刻タリスにてCDGへ
AF278 CDG-NRT
23:25 CDG発
機内泊
5/23(日) 18:00 NRT着

 このときからなんとなく座りの悪い、わくわくしきれない、苦味の小粒を抱えていた自分。
ひょっとして何かのトラブルに巻き込まれるんじゃ、という予感。
旅を前にして、こんな感じは初めてで、若干戸惑う。
行くのやめようかな・・・ともちらっと考えるが、ほんとに一瞬考えただけで終わる。
おおげさに言えば、この辺の予感というか、判断が人の運命をわけるんだろな。
きっと

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